瓜実条虫症
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概要
条虫(サナダムシ)という種類の寄生虫が小腸に寄生して発症する病気です。 瓜実条虫の卵を食べたノミを、グルーミングや毛を舐めたりした際に、猫が間違って食べてしまうことで感染します。目立った症状がみられないこともありますが、幼い猫だと下痢を起こし発育不良につながることもあります。犬、猫をはじめ、ウサギやフェレット、そして人にも感染する人獣共通感染症です。
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症状
下痢をする、食欲がない、お尻をかゆがる、体重が減る
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検査・処置等
・便検査
・駆虫薬(条虫、ノミ) -
管理
ノミの寄生を防ぐことが重要です。予防薬・駆除薬を定期的に使うことで予防することができます。また、衛生環境を保ち、寝床やシーツなどを常に清潔にしておきましょう。あわせて、こまめに糞の掃除も行いましょう。
MEMO
この寄生虫は瓜の種が連なっているような形状で、時には体長50cm以上にもなります。吸盤があり腸壁にひっついていますが、ちぎれた体がお尻から白いゴマやヒモのような状態で出てくるのをみかけることもあります。この中に卵があって、それをノミが食べ、猫たちが間違って食べ...と感染が拡がっていきます。 駆虫自体は比較的容易ですので、異常がみられたら早めに病院に連れていってあげましょう。
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