糖尿病
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概要
膵臓から分泌されるインスリンが不足したり、作用が不十分で血糖値を下げることができなくなる病気です。高血糖が続くことでケトン体という毒性物質が産生され(ケトアシドーシス)さらに具合が悪くなります。ケトン体が産生された糖尿病は入院下での集中治療が必要となります。原因としては、肥満、遺伝、ストレスなどが複合的に関連すると考えられています。
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症状
水をよく飲む、おしっこが多い、食欲不振、体重が急に減る、食べても痩せる、嘔吐する、元気がない、脱水、毛艶が悪い、口臭がする、下痢、呼吸が荒い、神経症状(後肢麻痺)
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検査・処置等
・血液検査、尿検査
・点滴、インスリン注射 、薬物療法 -
管理
食事・栄養管理、運動管理などで肥満を防ぎます。猫の健康にとっては、人間の食べ物・おやつなどもあまり与えない方がよいです。初期の糖尿病は発見が難しいため、定期検診を受け早期発見に努めましょう。
MEMO
血糖値のコントロールと合併症の予防を目的とした治療をします。インスリン注射が必要で、場合によっては飼い主さんが行うことになります。薬の種類・量・回数は個体や生活状態によって変わりますので、かかりつけの病院とよく相談をすることが大切です。
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