
緑内障
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概要
眼は房水という液体で満たされていていますが、何らかの原因で眼球内の房水の量が増え眼圧(眼球内の圧力)が上昇することで視神経や網膜を圧迫し、視覚障害をひきおこす病気です。 原因は、他の疾患(猫伝染性腹膜炎、猫白血病ウィルス感染症、トキソプラズマ症など)から受ける2次的なものです。比較的犬に多くみられる病気ですが、猫が罹ったときは眼球が腫れて大きくなることがあります。
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症状
角膜が白く濁る・白目が充血している・瞳孔が開いている・目を細める・目を閉じていることが多い・涙が多い・元気がない・食欲がない・頭を触られるのをいやがる・嘔吐する・つまづく・物にぶつかる・まぶたが痙攣している
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検査・処置等
・眼圧測定、眼底検査、隅角検査
・点眼、投薬、点滴、注射
・外科的治療、レーザー手術
・エリザベスカラー -
管理
異常に気付いた時には症状がかなり進んでいるといったこともよくみられるので、定期的に検診を受けておきましょう。
MEMO
人間と違って動物は痛みや異常を言葉で伝えることができません。また失明ともなれば相当に不自由な生活を強いられます。そうならないために、少しでも違和感があればすぐに病院に連れていってあげましょう。
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サイトご利用にあたって
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早めにかかりつけの動物病院で診察を受けてください。