日光性皮膚炎

• 概要

  強い日光に浴びることによって皮膚に炎症を起こす病気です。 原因は、日光に含まれる紫外線と考えられていますが、はっきりは分かっていません。犬よりも猫に多く、白い高齢の猫によくみられます。耳の先端や眼の下、鼻先、口などの毛が少ない部分に発症し、悪化すると扁平上皮がんへと進行することもあるため注意が必要です。

• 症状

  皮膚が赤い、皮膚がただれる、毛が抜ける、かゆがる、フケが出る、潰瘍ができる

• 検査・処置等

  ・抗炎症剤、抗生剤
  ・手術

• 管理

  直射日光を避けることで防ぐことができます。特に夏場や紫外線の強い地域では、室内や日陰での飼育を心がけましょう。また、日焼け止めの部分使用などもおすすめします（口にも入る恐れもあるので安全性には注意が必要）。