
白内障
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概要
目の中にある水晶体という透明でレンズの機能をもつ器官が、何らかの原因で白濁してしまう病気です。 原因は、けんかなどによるけが、他の眼疾患、糖尿病などの内分泌疾患、先天性のものなどです。景色がかすんで見えるようになり、進行すると視力を失くすこともありますが、進行の度合は様々です。犬によくみられる病気で、猫にはあまりみられません。
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症状
目が白くなっている、涙が出る、目やにが出る、暗くなると動かない・歩き方がおかしい・つまづく・壁に沿って歩く・物にぶつかる・物音に敏感になる
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検査・処置等
・点眼、投薬
・手術 -
管理
直接的な予防は難しく、早期発見が大変重要となります。日頃から定期健診を受けておくことをお勧めします。けんかや事故を避けるために、なるべく室内で飼育しましょう。
MEMO
気づいた時には既に症状がかなり進んでいることもよくある病気です。進行が進むと、内科的治療のみでは失われた水晶体の透明性を回復できません。手術も専門的な技術や設備、器具などが必要となるため、掛かりつけの病院に相談してみてください。
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