
僧帽弁閉鎖不全症
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概要
僧帽弁閉鎖不全症(そうぼうべんへいさふぜんしょう)は心臓内で血液の逆流を防いでいる弁が正常に働かなくなり、血液の逆流がおきて、全身性の症状が現れる病気です。当初の症状は軽微で目立ちません。興奮した時や散歩した時に軽い咳をする程度で、気がつかないかもしれません。高齢期へ向け年を経るにつれて病態が進行すると症状がわかりやすくなります。
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症状
疲れやすい。散歩に行きたがらない。咳をする。呼吸が荒い。お腹や胸に水がたまる。意識が遠のく。
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検査・処置等
心音の聴診、エックス線検査、心エコー検査、心電図 強心薬、利尿剤、食事療法、運動制限
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管理
日ごろの些細な変化を捉え、早期に発見し早期に対処することが大切です。生活様式に気を配り、ストレスを与えないよう暮らしましょう。
MEMO
高齢期には(特に小型犬のことには)、年齢に応じた総合栄養食を選んで給与することをおすすめします。心臓の健康に配慮した栄養バランスの食事があります。
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