水頭症
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概要
脳に液体(脳脊髄液)が過剰にたまる病気です。 脳脊髄液が増えすぎると、脳内の圧力が異常に上昇し脳を圧迫します。するとさまざまな神経障害をあらわれます。頭蓋骨が大きい犬、短頭種、小型犬にみられます。
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症状
元気がない。ぼんやりする。いつも寝ている。疲れやすい。歩き方がおかしい。けいれん。痴呆。視覚障害。生育が遅い。食が細い。旺盛な食欲。
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検査・処置等
・血液検査、エックス線検査、超音波検査、脳波検査、CT検査、MRI検査
・利尿剤、ステロイド薬
・脳脊髄液の抜去 -
管理
早期発見が重要です。上記のような症状がみられたら動物病院で相談しましょう。
MEMO
できるだけ症状を軽くし穏やかに過ごさせてあげることが治療の目的です。残念ですが、幼くして亡くなるケースもあります。それでも、早期に発見して適正な管理をしましょう。かかりつけの動物病院によく相談してください。
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早めにかかりつけの動物病院で診察を受けてください。