椎間板ヘルニア
-
概要
脊柱を構成する頸椎から尾椎までの椎骨間にあるゼリー状のクッション(椎間板)が損傷し、神経を圧迫する病気です。 肥満、激しい運動、加齢などがひとつの原因です。軟骨異栄養症性犬種(ダックス、ペキニーズ、コーギー、ビーグル、パグ、シーズー、プードルなど)によくみられ、若いうちから発症することも少なくありません。重症化すると半身不随になることもあります。
-
症状
手足がマヒする。じっとしている。フラフラする。立ち上がれない。元気がない。疲れやすい。歩き方がおかしい。足をひきずる。失禁する。背中を痛がる。足を痛がる。
-
検査・処置等
・身体検査、触診、神経学的検査、造影検査、エックス線検査、CT検査、MRI検査
・レーザー治療、外科手術、リハビリテーション -
管理
日ごろから健康状態を確認して早期発見に努めましょう。栄養や運動管理による肥満防止も必要です。上記の犬種では激しい運動や階段の昇降を避けるなど、脊椎に過度な負荷を与えないよう注意しましょう。可能であれば、フローリングよりカーペットや畳の方が負担が少ないです。
MEMO
姿勢の異常や身体の痛みに気づいたら動物病院に相談しましょう。ペットの歩行のための補助器具やリハビリテーションの方法があります。
お近くの病院を探す
サイトご利用にあたって
当サイトは犬と猫の病気を調べることができますが、気になる症状がありましたら
早めにかかりつけの動物病院で診察を受けてください。