
骨折
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概要
文字どおり、骨が折れたり剥離したりするけがや病気です。 交通事故、転落、けんか等の外因性のものばかりではなく、腫瘍、疲労骨折、発育栄養障害(くる病など)等の内因性のものもあります。
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症状
骨折部位によって症状が異なります。痛がる。歩き方がおかしい。足をひきずる。足をかばう。腫れる。熱をもつ。痛がる。マヒがある。排尿、排便障害。摂食障害。出血がある。
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検査・処置等
・視診、触診、エックス線検査、血液検査
・骨折部位の保護、運動制限、固定
・外科手術 -
管理
ペットの生活環境に日ごろから気を配りましょう。特に1歳くらいまでの成長途中のペットは元気なため事故が起きやすいといえます。たとえば、リードや首輪や胴輪がはずれて飛び出す。抱っこから飛び降りる。飼い主を見つけて駆け寄り何かにつまずく。生活環境に注意しつつ、骨の健康維持のために栄養バランスのよい食事と適度な運動が必要です。
MEMO
発育期から日常的な生活をおくる環境に配慮しましょう。犬を床から高い場所に乗せない。硬くて端が尖ったもののそばで遊ばない。年齢に応じて栄養バランスに配慮したペットフードを使用する。生活環境で気をつけるべきことを動物病院で教えてもらえます。ワクチンを接種するとき、フィラリア薬を処方してもらうときなどに尋ねてみましょう。
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