犬の病気の大辞典

膿皮症

  • 概要

    皮膚に細菌が感染し、化膿する病気の総称です。 不衛生な環境、栄養不良や高齢化による免疫力の低下、けがや傷などに続けて、ブドウ球菌やレンサ球菌が感染して発症します。シャンプーのやりすぎや皮膚炎などから続けておこることがあります。全身や顔などのほか、脇や内股、指と指の間などの部位によくみられます。

  • 症状

    発疹がある、かゆがる、膿が出る、皮膚が赤い、皮膚があれる、毛が抜ける、フケが出る、かさぶたがある

  • 検査・処置等

    ・視診
    ・薬用シャンプーによる洗浄
    ・抗菌剤

  • 管理

    日ごろから体や環境を清潔にしておきましょう。栄養バランスの良い食事や、ブラッシングやグルーミングなどのケアも心がけましょう。

MEMO

細菌の種類、感染の程度によっても状況が違います。幼犬、夏場、短頭種などにみられがちです。健康な皮膚を維持するために適切なシャンプーを使用しましょう。皮膚の異常でわからないことは動物病院でたずねましょう。

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