甲状腺機能低下症
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概要
甲状腺の機能が低下し、甲状腺ホルモンの分泌量が減少する病気です。 免疫性の疾患(リンパ球性甲状腺炎)、甲状腺の腫瘍や萎縮によると考えられています。副腎皮質機能亢進症(クッシング症候群)などの病気の影響で発症することもあります。
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症状
元気がない、疲れやすい、寒がる、いつも寝ている、体重が増える、皮膚が黒くなる、皮膚が厚くなる、皮膚が乾燥する、毛が抜ける、毛づやがよくない、毛が抜ける、昏睡
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検査・処置等
・血液検査、甲状腺ホルモンの測定、尿検査
・甲状腺ホルモン製剤 -
管理
のんびりしてゆっくりした動作になります。活動性が徐々に緩やかになりますので、年齢とともにおとなしくなったように感じることがあります。散歩に行くのをおっくうになっているようであったり、睡眠時間が長くなりがちなようでしたら、動物病院に相談してみましょう。
MEMO
甲状腺ホルモンは健康な代謝を調整するホルモンのひとつです。甲状腺ホルモンの分泌が減少すると、ひとことでいえばおだやかになります。顔に覇気がなく表情がどことなく悲しそうに見えたりします。加齢が原因と思い気づかないケースもあります。ホルモン製剤の投与を必要とすることがあります。
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