てんかん
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概要
筋肉の動きをつかさどる中枢神経に異常な興奮が起こり、発作的にけいれんをおこす脳の病気です。 原因がはっきりしないもの(特発性)、けがの後遺症や病気によるもの(構造的てんかん)があります。比較的若いうちに発症することがあります。けいれんが起こる場所は異常が発生した脳の部位や範囲によって、体の一部分だけだったり、全身だったりします。脳神経系の疾患として、また発作の原因としてよくみられる病気です。
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症状
落ち着きがない、情緒不安定、けいれんする、まひする、体が硬直する、震える、からだをのけぞる、手足をばたつかせる、泡を吹く、よだれを垂らす、嘔吐、意識がない、瞳孔が開いている、失禁、脱糞
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検査・処置等
・問診、身体検査、血液検査、エックス線検査、CT検査、MRI検査
・抗てんかん薬 -
管理
普段から犬の状態に気を配りましょう。部分発作の場合は気づかないこともあります。季節の変わり目や特定の音や刺激がきっかけになっていることもあるようです。他の病気と同様、定期的に検診を受け、日常の変化について相談してください。
MEMO
基本的な対応はこちらのとおりです。静まるまで見守る。ぶつかってけがをしそうなものを取り除く。嘔吐がある場合はのどがつまならいよう吐しゃ物を取り除く。舌を噛まないよう何かをくわえさせるようなことはかえって危険です。多くの場合、数十秒から数分でなにごともなかったようにおさまりますので、その後に動物病院へ連れていってあげましょう。短い間隔で何度も繰り返すようであれば、すぐに動物病院へ連れて行きましょう。動物病院では、前兆の有無、症状、発作継続時間、発作歴などを詳しくお尋ねします。診断後処方された薬は、発作が出なくなっても、中断することのないようにしてください。
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