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vol.13

犬や猫も?肥満が引き
起こす健康リスクと予防

「ちょっと太ってきたかな。。と思っていたら、動きが鈍くなってきた」
「うちの猫、最近寝てばかりで心配。。」
犬や猫の少しの太りすぎも、実は健康リスクにつながることがあります。

犬や猫の肥満、なぜ起こる?

肥満は、運動不足や過剰なカロリー摂取、避妊・去勢手術後の代謝変化など、さまざまな要因が重なって起こるケースがあります。特に室内飼育が主流の現代では、運動量が不足しがちであることから、体重が増加しやすくなる傾向があります。また、かわいいからといってオヤツを頻繁に与える習慣や、人間の食べ物を与えることも肥満の一因となります。
一見すると少しの増加に見えても、犬や猫にとっては体への負担が大きく、慢性疾患のリスクを高める原因になりかねません。

肥満が招く病気とは?知っておきたいリスク

肥満は、関節への負担や糖尿病、呼吸器疾患、皮膚炎、さらには心臓や肝臓への影響など、さまざまな病気を引き起こすリスクがあります。特に中高齢期のペットでは、代謝が落ちるためリスクがより顕著になる可能性があります。
さらに、肥満の犬や猫は麻酔リスクも高くなることがあり、万が一の手術時にも注意が必要になるケースがあります。「元気そうだから大丈夫」と見過ごさず、日ごろから体重管理と健康チェックを欠かさないことが重要です。

健康的な体型を維持する
ためにできること

運動・食事・見守りで
理想体重をキープ

まずは食事内容と量の見直しが第一歩です。年齢や体質に合わせた総合栄養食をベースに、間食を見直すことで改善が期待できます。運動面では、犬なら散歩の回数や時間、猫なら上下運動ができる遊びを取り入れるなど、無理の無い範囲で工夫してみましょう。
肥満は見た目だけでなく、健康寿命を大きく左右します。定期的に体重測定を行い、獣医師に相談しながら理想体型の維持を目指しましょう。

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