お役立ち情報

vol.14
猫の尿路疾患
(FLUTD)って?
予防のためにできること
猫に多い「FLUTD」とは?どんな病気?
FLUTD(猫下部尿路疾患)は、膀胱や尿道に関係する複数の病気の総称で、猫に非常に多く見られる疾患です。尿路結石、膀胱炎、尿道閉塞などが含まれ、特に去勢済みの雄猫では尿道が狭いため、症状が重くなるケースもあります。
早期に発見できれば対応可能な病気ですが、放置すると命にかかわることもあります。日々のトイレ習慣の変化に敏感になり、早めに異変を察知することが大切です。
どんな症状が出る?見逃しがちなサインとは
FLUTDの症状としては、頻繁にトイレに行くのに尿が出ていない、尿に血が混じる、排尿時に痛そうな声を上げる、トイレ以外の場所で排泄するなどが挙げられます。また、食欲の低下や元気がないといった全身症状を伴うこともあり、慢性化すると再発を繰り返す傾向もあります。
少しでも気になる症状があれば、早めに動物病院での受診を検討しましょう。
FLUTDを予防するための
生活習慣
水分補給・トイレ環境・食事がカギ
水分摂取量を増やすことは、FLUTD予防において非常に効果的です。新鮮な水をいつでも飲めるようにし、ウエットフードの活用もおすすめです。また、トイレを常に清潔に保ち、静かな場所に設置することで、排泄のストレスを減らせます。
食事についても、尿のpHバランスを整える専用フードが市販されていますので、獣医師と相談しながら選びましょう。日々のケアで、愛猫の健康を守ることができます。
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早めにかかりつけの動物病院で診察を受けてください。
「トイレにながくいるけど、なかなか出てこない。。」
「最近おしっこの回数が減っている気がする」
猫の排尿に異変を感じたら、尿路疾患のサインかもしれません。