お役立ち情報

vol.17
「猫の爪切りが苦手」
対策徹底解説!
怖がる原因と優しいケア方法
なぜ猫は爪切りをこんなに嫌うの?
猫にとって爪は身を守る重要な武器です。そのため、爪を切られることで「自分の自由を奪われた」と感じて恐怖反応を示すことがあります。また、過去に無理やりおさえつけた経験がある場合、「爪切り=暴力的な行為」として記憶されてしまうことも少なくありません。
さらに、爪切りという行為自体の音や圧力に対して敏感な猫も多く、これが強い拒絶の原因となることがあるのです。
猫に優しい「慣らしのステップアップ方法」
爪切りに慣れさせるには段階的なアプローチが効果的です。まずは手足を優しく触る練習から始め、「足を触られる=良いことが起きる」という認識を徐々に浸透させます。次に、爪切り用のネイルクリッパーを見せて鳴らすだけの日を作り、音に対するストレスを軽減。短時間で1本づつ切る、眠そうな時間や遊んだ後に行うなど、体調が落ち着いている時を狙い、「できる範囲を少しづつ行う」スタイルで習慣化するのがお勧めです。
無理しない続け方と
プロへの相談という選択肢
「少しづつ」で自身と慣れを育む
1回ですべての爪を切ろうとせず、1日1~2本づつ取り組むだけでも大きな進歩になります。
「怖くない時間」を何度も積み重ねることで、徐々に嫌な記憶は薄れていきます。もし途中でパニックを起こしたら無理に続けず、数日間隔をあけるなど焦らない対応が効果的です。また上手くいかない場合は、動物病院やトリミングサロンのプロに相談し、信頼感のあるケアを依頼することで、ストレスケアも実施することができます。
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「1本も切れなかった...」「無理に押さえたら暴れてしまった」
飼い主さまにとっても猫にとってもつらい経験にならないよう、優しい方法をお伝えします。