お役立ち情報
vol.02
大切なペットのために感染症や寄生虫の対策をお忘れなく!
リスクが高いペットは通年の寄生虫対策を
日々の診療で「予防の重要性」をお話する機会は非常に多いです。しかし、一口に「予防」と言っても多岐にわたり、飼い主さまから「何をどのくらいの間隔で予防したらいいのか?」「うちの子にはどんな予防が必要なのか?」という質問をよくいただきます。そこで、感染症予防と寄生虫対策にフォーカスして、「リスクに応じた予防法」を提案したいと思います。
まずは高リスクのペット。これは、野外での活動や移動が多く、他の犬猫との交流も頻繁な子が該当します。混合ワクチンや狂犬病のワクチンはもちろん、フィラリア症予防、ノミ・マダニ・お腹の虫の駆除まで、季節を問わず年間を通しての予防が重要です。
室内で過ごすペットも混合ワクチンなどは必須
そして、低リスクのペット。こちらは室内のみの活動で散歩には出ず、他の犬猫と接触がまったくない子の場合です。
ただし、室内で過ごすとしても、混合ワクチン、狂犬病ワクチン、フィラリア症についてはシーズン中の予防が必須です。
一方、ノミ・マダニ、お腹の虫の駆虫については、上記に比べ優先度はあまり高くありませんが、生活スタイルによって異なるためかかりつけの病院に相談するのが良いでしょう。
寄生虫に関する予防や駆虫のシーズンは地域によって異なりますが、リスクが高いペットほど期間を長めに設定し、可能であれば年間を通じての予防がベストです。
ワンポイントアドバイス
ペットの好みやライフスタイルに合わせて
最新はペットの好みやライフスタイルに合わせた様々なタイプの予防・駆虫の薬剤があります。皆さまもぜひこの機会に、大切な家族である愛犬・愛猫の病気の予防と対策について、見直してみてはいかがでしょうか?
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今回はワンちゃん・ネコちゃん共通の感染症予防に関するお話です。