お役立ち情報

vol.23

秋の散歩に備えよう!
犬の爪と肉球を健康的に
維持するための
メンテナンス方法

「秋になって散歩が気持ちよくなったけど、地面が冷たくて肉球がガサガサ...」
「爪が伸びてカチカチ鳴っていて心配」
そんな飼い主さんに向けて、獣医師が適切なメンテナンス方法を丁寧にお伝えします。

なぜ秋に爪と肉球のケアが
必要なのか?

秋は乾燥や落ち葉で肉球が荒れやすく、爪が伸びて脚のバランスを崩すケースもあります。
特に硬い地面での歩行では肉球ケアが不足することでひび割れや擦り傷のリスクが高まり、
爪が伸びすぎると歩行効率や関節への負担にも影響が出る恐れがあります。秋こそ万全なケアが必要なタイミングです。

家庭でできる!
爪と肉球のセルフケア手順

以下の手順を散歩の習慣と連携させながら実施してください

爪切り:月1回程度に整え、血管を傷つけないように少しづつ短く
やすりがけ:滑り止めを兼ねて粗さの違うヤスリで調整
足洗い・乾燥:散歩から戻ったら汚れを洗い、綺麗に拭き乾かしてからケアを始める
肉球ケア:保湿性に優れ、自然素材配合のものを散歩後に塗布、ひび割れ時は軟膏やバームを塗り込み、柔らかく保つ

散歩時の注意とケア習慣を
定着させる方法

家族全体でケアのタイミングを調整して習慣化

やすり・クリーム・足洗いをセット化して散歩後のルーティンとすることで、習慣化が進みやすくなります。
肉球の冷え、ひび割れがひどい場合は、敏感肌用ケアクリームやブーツ着用も有効です。
獣医師による健康相談と合わせて爪の長さや肉球状態のチェックを受け、全身の健康管理をバランスよく行いましょう。

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