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vol.25
パピー期こそ注意!
初めての感染症リスクと
予防方法まとめ
感染症リスクが高いパピー期に知っておくべき病気
パピー期に特に注意したい疾病には、犬パルボウィルス、ジステンパー、伝染性肝炎、ケンネルコフ、レプトスピラ症などがあります。
これらは死亡率が高いものや重症化しやすい感染病で、3~4週齢からはじめるワクチン接種で予防が可能になるケースが多いです。
6ヶ月になるまでに基本的な免疫をつけてから外出を始めるのが安心です。
家庭でできる衛生対策と予防接種スケジュール
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- ワクチン接種の流れ:6〜8週、9〜12週、12〜16週の3〜4回を基本とし、以降は1年に1回の追加接種
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- 衛生管理:タオル・食器は消毒し、排泄物は速やかに片づける
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- 散歩の開始時期:3回目のワクチン接種後まで抱っこ散歩に限定
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- 人混みや他犬との接触制限:感染防止のため接触は控えめに
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- 寄生虫予防:ノミ・ダニ・回虫・フィラリアなどは適切な投薬スケジュールで実施
獣医師が勧める
パピー期のケア手順
健康チェック+記録+疑いがあれば即受診!
体重・体温・食欲・便・下痢・嘔吐などの記録を日々行い、異変に気づいたらすぐに相談しましょう。
発熱・下痢・血便などの症状が出た場合は、自宅観察ではなく速やかな診察が必要です。
また、内部寄生虫検査(糞便検査)や成長に応じた健康診断も合わせて行うと、予防体制がしっかりできていると言えるでしょう。
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迷いがちなパピー期、感染症対策を獣医師が順を追って丁寧に説明します。