お役立ち情報

vol.28

猫の肥満は万病のもと!
適切な運動と
おもちゃ活用で
健康管理をしましょう

「最近ちょっとぽっちゃりしてきたかも」そんな風に感じたら要注意。
猫にとって肥満は関節や心臓、糖尿病などさまざまな病気のリスクにつながります。飼い主さまができる工夫で、無理なく遊びながら健康を維持しましょう!

猫の肥満チェックと適正運動量の目安

まずは愛猫の現状を把握することが大切です。

ボディコンディションスコアで体型チェック。
環境省HP(https://www.env.go.jp/nature/dobutsu/aigo/2_data/pamph/petfood_guide_1808/pdf/6.pdf)
助骨が触れるか、ウエストのくびれが見えるかがポイント
室内猫の場合、1日あたり20~30分程度の運動を目安に。数回に分けて取り入れると無理なく続けられます
運動不足は体重増加だけでなく、筋力低下やストレスの蓄積にもつながります。

「遊び=健康維持」と考えることで、日々の生活に自然に運動を取り入れることができます。

猫に合ったおもちゃ選びと活用法

猫は年齢や性格によって好む遊び方が異なります。無理に運動させるのではなく、楽しいと感じられる環境づくりがポイントです。

若い猫・活発な猫→猫じゃらしや羽根つきおもちゃでジャンプ運動
シニア猫→ゆっくり動く電動おもちゃや、ボール転がしで軽めの運動
食いしん坊の猫→フードを入れる知育トイで食べながら運動

また、家具の配置を工夫しキャットタワーや段差を活用することで、自然に上下運動を促すことも可能です。

無理なく続ける肥満予防習慣

遊びを日課にして、
食事と運動のバランスを保つ

肥満対策は「急に痩せさせる」のではなく、「日々の積み重ね」で健康を維持することが重要です。

遊びの時間を1日のスケジュールに組み込む
フードは適量を守り、必要に応じて低カロリーのフードへ切り替える
定期的に体重測定を行い、増加を早めに発見する

飼い主さまの工夫が、猫の寿命や生活の質を大きく左右します。
無理なく続けられる方法を見つけて、楽しみながら健康を守っていきましょう。

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