お役立ち情報
vol.29
チワワの乳歯が抜けない?
歯の生え変わり期の注意点と
ケア方法
チワワに多い乳歯遺残とは?
チワワのような小型犬は、乳歯が抜けずに残る「乳歯遺残」が起こりやすいと言われています。
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- 乳歯と永久歯が同時に並び、歯並びが悪くなる
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- 食べかすが詰まりやすく、歯石や口臭の原因になる
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- 放置すると歯周病のリスクが高まる
通常、生後6ヶ月頃までに乳歯は抜け替わりますが、
この時期を過ぎても残っている場合は注意が必要です。
家庭でできるケアと噛むおもちゃの活用
生え変わり期のケアは「楽しく噛む習慣」をつけることが大切です。
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- 噛むおもちゃ:柔らかめのデンタルトイやロープ系のおもちゃがおすすめ
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- デンタルガム:子犬用サイズを選び、少しだけ与えてみる
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- 歯磨き習慣:遊び感覚で歯ブラシやガーゼを口に触れさせ、徐々に慣らす
「おもちゃで遊ぶ→自然に歯に刺激を与える→歯垢予防にもつながる」
この流れをつくることで、楽しく健康管理ができます。
定期チェックと動物病院の
サポートを併用
気づいたら早めに相談するのが安心
乳歯遺残は自然に抜ける場合もありますが、残り続けると歯並びや健康に悪影響を及ぼす可能性があります。
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- 歯が二重に生えていないかチェック
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- 6ヶ月を過ぎても乳歯が残っている場合は獣医師に相談
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- 無理に引っ張っるのはNG、必ずプロの判断を仰ぐ
早期に対応をすれば、将来の歯周病リスクを大幅に減らせます。
飼い主さまの観察と、獣医師のサポートを組み合わせて、チワワの健康な歯を守りましょう。
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早めにかかりつけの動物病院で診察を受けてください。



「チワワの歯が2本並んで生えてるけど大丈夫?」と心配になる飼い主さまも多いのではないでしょうか。乳歯が抜けずに残ってしまうと歯並びの悪化や歯石の原因に。正しいケアや遊びでサポートしてあげましょう。